Interview

T.K

名古屋事業部 名古屋リサイクルセンター 課長代理

失敗を恐れずに挑戦できる風土だから、
環境問題を解決するアイデアを出せる。

プロフィール

2014年9月に中途入社。学生時代は環境都市工学(土木)を専攻し、建設コンサルタント会社へ就職した。約6年間、高速道路やトンネルなどの計画・設計業務に携わる。経験を積む中で、環境分野への興味関心が強くなり、転職を決意。
足元の環境問題に対して、ワンストップで手掛けるダイセキ環境ソリューションを知り、事業の幅広さ・将来性に魅力を感じ、入社する。1年半、営業職を経験した後、名古屋リサイクルセンターへ異動。工場の運営管理を手掛けている。

営業職から、工場の運営職へ転身。
どちらも顧客視点が活かせる仕事でした。

ダイセキ環境ソリューションに入社しての1年半は、営業職として建設会社や不動産会社への企画提案、関係機関との調整など、幅広い仕事を経験しました。顧客の要望や課題に対して解決策を提示することが、主な役目。汚染土壌や産業廃棄物に関する法令や知識を学びながら、提案の幅を広げる毎日でした。その後、名古屋リサイクルセンターへ異動。工場の運営・管理を担うのが、私の役目になりました。

工場では、お客様からの依頼に対して適切な方法で処理するのですが、決してルーティンな仕事ではありません。当センターへ依頼するお客様の気持ちや要望を読みとり、顧客目線での適切な対処が必要な仕事だと感じています。また、日々の業務を共に行う協力会社の方とのコミュニケーションも積極的に行い、都度意見やアイデアを集約しながら、日々の業務フローの中で問題点があればすぐに改善し、生産性を向上させて働きやすい職場をつくっていくことが求められています。その点では、営業時代に培った経験が活かされているのではないでしょうか。細かな作業環境や目に見えづらい所の安全対策など、些細な点でもスピード感をもって改善することが大事であり、その積み重ねが大きな改善になります。

私の改善提案で、
1000万円以上のコスト削減を実現。

実際リサイクルセンターには、設備の改造や処理フローの見直しなど、まだまだ改善すべき点は多くあると考えています。もしかしたら、長年の業務フローで「これはこうあるべき」という固定観念で縛られているケースが多く、営業職から異動してきた私だからこそ改善できることもあると思います。私は普段仕事をしていて、「これは面倒だなぁ」「これを楽にしたいなぁ」というちょっとラフな観点で、アイデアを出しています。

設備改造やスキームの見直し、安全対策など「1週1改善」を目標に取り組んでいます。ですが、決して成功ばかりではありません。中には検討段階のシミュレーションでは可能であっても、実機テストをした際に新たな問題が発生し、うまくいかなくなるなど想定外のことが起こるのも常です。しかし、失敗を恐れずに何事にもチャレンジできる環境が整っているところが当社の良い点であり、この風土が環境問題を解決し、社会に貢献する様々なアイデアを生んでいける強みだと思います。

ある課題に対して目標を設定し、自身でプランを考えて対応を具体化し、仲間と協力しながら形を作り上げていくプロセスに大きなやりがいを感じます。そのような取り組みの中で、年間1000万円以上のコスト削減にもつながった改善も生まれました。こうした改善提案が社内で表彰されたり、小さな改善でも他人から感謝されたときの達成感は、次の改善への意欲となります。